もっとおいしく!ぶどうの豆知識
今では飲み物であったり食後のデザートや料理のトッピングなど、私たちの生活の中でとても身近な存在のぶどう。知っているだけで、もっとぶどうをおいしく感じられるような豆知識をご紹介します。
■世界のぶどう事情
欧州で「畑のミルク」と呼ばれているぶどうは、世界中に10,000種類以上あるといわれていて、日本では100種類ほどが栽培されています。主な生産上位国は順に、中国、イタリア、アメリカとなっていて日本は40位前後です。
日本ではほとんどが生食として食べられていますが、外国では7~8割のぶどうがワイン用として収穫されています。
■日本人に愛される理由
ぶどうには、カテキンやアントシアニンなどのポリフェノールが豊富に含まれています。健康志向派が多い日本人にとって、健康効果の高いぶどうが人気を集めるのは必然のことなのです。また、近年ではお手軽な値段で手に入ることも愛される理由のひとつで、贈り物としても人気があります。
■白い粉の正体
ぶどうに付いている白い粉を、カビや農薬と勘違いされる方もいらっしゃいますが、決してそうではありません。これは「ブルーム」という天然物質で、乾燥や病害から果実を守るために自らつくりだす防御物質です。ブルームがたくさん付いている方が新鮮で、それを目印にぶどう狩りを行う方も少なくありません。また、ぶどうだけでなくブルーベリーやリンゴ、スモモにも見られます。
■生でおいしく食べるには?
世界ではジャムやワイン、シャーベットなど様々なものにカタチを変えて親しまれているぶどうですが、日本では生で食べるのが主流となっています。ぶどうは、房の下から食べていきましょう。
ぶどうの房は上の方から熟していくため、下から食べ進めるとだんだんと甘くなり最後までおいしく頂けます。
和歌山県でぶどう狩りをお考えなら森園にお越しください。森園では巨峰をはじめ、ピオーネ、シャインマスカット、パイン、赤嶺などの様々な品種のぶどうをご用意しております。また、ぶどう狩りだけではなく、梨園もありますのでぜひお楽しみください。