ぶどう狩りでも大人気のシャインマスカットは、味のよさや食べやすさなどから大人気の品種となっています。シャインマスカットには食べやすい種なしのものがあり、これはジベレリン液という植物ホルモンに液に浸して作ることができます。
この記事では、シャインマスカットの魅力や種なしぶどうができるしくみについて詳しく解説いたします。関西でぶどう狩りを楽しみたい方は、ぜひ旬の時期に和歌山県にある森園へお越しください。品種によって食べごろのシーズンが異なるため、事前に確認しておくとスムーズです。
シャインマスカットは、早いものだと6月頃から店頭で販売されます。この時期に販売されるシャインマスカットはビニールハウスなどで栽培されたもので、また数が少ないため価格は非常に高価です。
8月~9月くらいになると価格も下がり店頭でもよく見かけるようになり、食べごろのシーズンに突入します。秋のシーズンになると価格がより下がりますが、おいしさもピークになっています。
おいしいシャインマスカットを食べたいという方はこの時期を狙いましょう。また、農園で行われているぶどう狩りやぶどうの食べ放題などもこの時期が人気です。ぶどう狩りを楽しみたい方は、この時期に合わせて事前に予約をしておくことをおすすめします。
ぶどう狩りでも大人気のシャインマスカットの魅力は味だけではありません。以下で一つずつ紹介していきます。
■おいしくて食べやすい
シャインマスカットは高級なマスカットと同じくらいおいしいうえ、手が届きやすい価格であるという点が魅力的です。気品のある香りや高い糖度で、濃厚な味わいを楽しむことができます。プチっとした食感もよく、食べごたえを楽しむこともできます。
■皮ごと食べられる
シャインマスカットは一般的なぶどうとは違い、皮ごと食べてもおいしいという特徴があります。皮を剥く必要がないので手軽に食べることができ、不器用なお子様やご年配の方でも食べやすいです。皮ごと食べるほうがプチプチの食感をより楽しむことができます。
果実自体にしっかりとしたハリがあり、軸が青々としているものはよりおいしく食べられます。皮ごと食べる際は軽く拭き取ってから食べるようにしましょう。
■栄養豊富
シャインマスカットの皮には栄養が豊富に含まれています。特にポリフェノールは抗酸化作用があるといわれており、美容に気をつけたい女性や健康を気にする方にもおすすめの成分です。
シャインマスカットを自分で収穫しながら、そのおいしさを堪能したいという方は、和歌山にあるぶどう園・森園までぜひお越しください。シャインマスカットをはじめ、巨峰や種なしピオーネなど、複数の品種のぶどう狩りをお楽しみ頂けます。
シャインマスカットは種のない種類もあり、食べやすいという特徴があります。しかし、なぜ種のないぶどうを作ることができるのでしょうか。それには「ジベレリン」という植物ホルモンが関係しています。ぶどうは本来なら受粉することで実を膨らませていきます。
しかし、ジベレリン処理を行うことで受粉を行わなくても実を育てることができます。ジベレリン処理とは、ぶどうの房ひとつひとつにジベレリン液を浸すことをいいます。ジベレリン処理は、ぶどうが開花する前と満開になったあと2回行われます。
最初のジベレリン処理には種をなくすために、2回目は実を大きくするためという意味があります。ぶどうひとつひとつに処理を施す必要があるため非常に手間のかかる作業ですが、種なしぶどうを作るためには欠かせない作業です。
ジベレリンは植物が本来持っている植物ホルモンなので、安心して食べることができます。農薬に利用され、危険といわれている環境ホルモンを使用しなくても種なしぶどうを作ることが可能です。現在シベレリンは種なしぶどうを作るためだけでなく、その他の植物の栽培に取り入れられ、農園以外の場所でも多く活躍しています。
この記事ではシャインマスカットの魅力や、種なしぶどうができるしくみについてご紹介いたしました。旬の時期のシャインマスカットはとてもおいしく、魅力満載です。ぜひ一番おいしいシーズンに味わってみてください。
関西でぶどう狩りができる農園をお探しなら、和歌山の森園へお越しください。シャインマスカットをはじめ巨峰や種なしピオーネなど、様々な品種のぶどう狩りをお楽しみ頂けます。
品種によってベストシーズンが異なるため、事前の確認がおすすめです。